- Home
- 過去の記事一覧
カテゴリー:料理と歴史
-
鎌倉にある「うな重のつるや」は料理の伝統と現代の食文化が交差する場所だった。
鎌倉の老舗鰻屋「つるや」でのうな重体験は、まさに至福の一言に尽きる。 私は食べ歩きに少々の自信を持っているが、「つるや」のうな重はその中でも群を抜いている。 店の古風な佇まいと、店主の頑固ともいえる職人魂が醸し出す… -
キッシュの作り方 レシピと『キッシュ・ロレーヌ』の『ロレーヌ』とはなんだ?
パイ生地は、様々な料理に活用できる便利な食材ですね。 一般的には、デザートとしてアップルパイなどに使用されますが、キッシュという料理にも利用されます。 キッシュはキッシュ・ロレーヌと言ってフランスのロレーヌ地方の名… -
江戸時代に「食通」や「グルメ」は存在したのか?当時の食文化に迫ってみる。
江戸時代の食文化には、現代の私たちが思い描くよりも深い「食通」としての精神が息づいていたようです。 経済的に豊かではなかったこの時代においても、やはり人間ですから、食を愛し、美味しいものを探求する人々はいたでしょう。… -
トマトケチャップを発明した人物ヘンリーハインツの物語と日本の関係
ヘンリーハインズは、トマトケチャップを作っただけでなく、アメリカの食品産業全体に革命をもたらした人物です。 1844年にドイツ移民の子としてペンシルバニア州ピッツバーグで生まれた彼は、 幼い頃から母親の菜園で採れた… -
ザワークラウトのアレンジ料理。『ザワークラウトスープ』から『ザワークラウトのピザ』の作り方 レシピ。
ザワークラウトのスープは、たまねぎとソーセージを組み合わせたドイツ料理の一つです。 このスープは、他のスープとは異なる独特の風味と酸味を楽しむことができます。 たまねぎとソーセージのうまみがしっかりと凝縮されたスー… -
おせち料理の伊達巻 と 伊達政宗、そして大河ドラマ『独眼竜政宗』の関係を探ってみる
ふとした時に、思わぬところから疑問が湧き上がることがあります。 最近、私が感じた素朴な疑問は、正月のおせち料理でよく見かける 「伊達巻」と、戦国時代の名将「伊達政宗」に関するものでした。 普段、何気なく食べてい… -
日本独特の魚の処理方法『活け締め』とカツオのたたきのカルパッチョの作り方 レシピ。
新玉ねぎの美味しい季節がやってきました。 私は房総近辺の千葉に住んでいますが、以前は東京で生活していました。仕事は都内に通っていますが、最近は房総の旬の野菜や魚に魅了されています。 こちらでは、今が新玉ねぎの旬です。そ… -
今年の酷暑で弱った体に効く5日間の献立。「暑さ寒さも彼岸まで」そろそろ始めてみましょうか。
今年の夏は本当に暑かったです。酷暑でした。 この夏の厳しい暑さで、体力が低下していると感じている方も多いのではないでしょうか。 特に暑さや湿度の影響で、体が疲れやすくなっている今こそ、食事で体をケアすることが大切で… -
ビーフストロガノフは『ロシア革命』で世界中に広まった可能性が高いのか。料理は革命から。
私が初めてビーフストロガノフを作るきっかけは、去年の友達の誕生日でした。 職業柄かプライベートではあまり料理をしない私でしたが、 その友達の誕生日に手料理を振る舞おうと決めました。 何を食べたいか聞いたとこ…