クリーミーなフランスの家庭料理。チキンフリカッセ
友人との間で度々、
夕飯のおかずは何品くらい作るのがベストなのか、
という問題が話題に上がります。
おかずの品数は多ければ多いほど、
食卓は華やかに見えますが、
なかなかの時間と手間を要します。
日本で昔から言われている一汁三菜は、
栄養バランスのよい食事の基本形とされていますが、
この献立を毎日続けて作るのは大変なこと、
その点西洋料理は一品で様になる料理が多い気がします。
フランスの家庭料理、チキンフリカッセ。
炒めた玉ねぎとマッシュルームとともに鶏肉を、
白ワインやブイヨンで煮込み、
生クリームを加える、
フランスの家庭料理です。
チキンフリカッセはもともと
鶏肉の名産地である、
フランス・ロワールのメーヌ地方で
生まれた料理法と言われています。
メーヌ地方の中心都市であるルマンは、
ル・マン24時間レースなど
モータースポーツの開催地として有名ですが、
フランス最古のステンドグラスが美しく、
フランスでは最大級の大聖堂と讃えられる
サン・ジュリアン・デュ・マン大聖堂や、
周辺の旧市街地には、
中世の面影を残した街並みが広がり、
観光地としても人気の高い都市です。
フリカッセとはフランス語で、
「白い煮込み」のことを言います。
ロワールの料理の特徴は、
クリームをふんだんに使うことですが、
ロワール下流域のメーヌ地方も、
この影響を多分に受けてきたと言えるかもしれません。
チキンフリカッセに欠かせない食材と言えば、
生のマッシュルームです。
ビタミンB1・B2を豊富に含み、
低カロリーでヘルシーな食材です。
また旨み成分と言われるグルタミン酸やグアニル酸が、
豊富に含まれているため、
煮込むと調味料やダシとして役割を存分に発揮します。
マッシュルームの歴史は古く、
古代ギリシア、古代ローマの時代にまで遡ります。
本格的な人工栽培が始まったのは、
17世紀頃のフランスで、
その栽培方法は洞窟や鍾乳洞を利用したものであり、
真っ暗な中で育つという珍しいキノコです。
欧米ではキノコと言うとマッシュルームのことを指し、
現在世界で最も食べられている、
ポピュラーなキノコです。
フランスでは「パリのキノコ」を意味する、
シャンピニオン・ド・パリと呼ばれ、
様々な料理に使われている定番の食材です。
マッシュルームが持つ旨みや香りが
チキンフリカッセに豊かな風味を与え、
コクのあるクリームが加わることで、
奥の深い味わいになります。
クリーミーで優しい口当たりのチキンフリカッセは、
ご飯を添えて食べたり、
シチューのようにパンと一緒に食べたり、
しっかりとした食べ応えがあり、
メインになる料理です。
休日の夕食やおもてなしにもぴったり、
家庭で簡単に作れる鶏肉のクリーム煮です。
料理名:チキンフリカッセ
作者:petitpoussin
■材料(4人分)
鶏もも肉 / 500g
ブロッコリー / 1/2株
タマネギ / 1/2個
にんじん / 1/2本
マッシュルーム / 大4個
にんにく / 1片
小麦粉 / 適量
塩・コショウ / 適量
ローリエ / 1枚
バター / 大さじ2~3
オリーブオイル / 大さじ2~3
白ワイン / 150ml
水 / 150ml
チキン固形スープの素 / 1個~1個半
生クリーム / 150ml
■レシピを考えた人のコメント
生クリームの味がまろやかなフリカッセ。バターライスやパスタにぴったりです。
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