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「Nリリース」の後編です。
飲食店のマスコミ取材をテーマにした続きの後編となります。
先日の前編の続きなんですが、
お話しした、自動車メーカーは大企業なわけですから、
新車発表でマスコミを自分たち(大企業の)主導で動かす事もできるんですが、
我々のようなイチ個人や小規模店舗のゲリラ戦では、当然そんなこと発表したところで
取材など来てくれるとは思えませんよね。
なので、我々は、マスコミの動きをある程度読んで、リリースを送る戦略を練ります。
やっぱりそれは、年間を通じてのイベントですよね。
雑誌などで取り上げられそうなイベントと言えば、
正月、ひな祭り、花見、ゴールデンウィーク、バレンタイン、クリスマス・・・・・
そのあたりの「スペシャルメニュー」を考えて、リリースを送って
編集部がそのイベントに関連した、飲食店紹介などの特集を組めば
そのリリースが採用される可能性が高いわけです。
で、そのニュースリリースの書き方なんですが、
それも、作文やブログ記事のような書き方ではなく、
やはり採用されやすい文面を書く必要があります。まぁ文章ももちろんですが、
現在は、「映る一皿」らしいっす! でもね、そればかり意識してもしょうがないです。
「映え」ないよりも「映え」るほうが良いかもしれませんが、
あんな「映え」なんてもんは、一時的な見てくれだけですからね、
いつものあなたの『正直で真面目な仕事』が、いつの日かは「映える」んですから
いつものあなたの仕事をやればOKです。ぜんぜんOKです。それを正直の伝えていきましょうか。
で、ライターは、そのあなたの送ったニュースリリーを元に、記事を構成していくので、
あくまでもニュース記事として、ニュースリリースを書かなければなりません。
こちらの本を読んでみる事をお奨めします。
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上記を参考にして記事を作成します。
ニュースリリースには、当然のことながら、お店の所在地や連絡先、
ホームページURLなども記入します。
ライターは必ず、ホームページも見ますので、
ホームページでも並行して、「スペシャルメニュー」の記事を掲載しておきます。
そうする事で、信用もできますし、その他の情報も提供することが出来ます。
完成したニュースリリースは、はじめのうちは複数の方にチェックしてもらいましょう。
抜けている個所はないか? 誤字脱字、所在地連絡先の誤りはないか?
意外と気づかないミスをしていることがあります。
せっかく一生懸命作ったリリースに、連絡先が抜けていた。そんなこともあり得ますからね。
肝心の送り先ですが、雑誌の裏表紙などに、編集部の所在地などが記されて、
それが一番正確ですが、ネット上でも調べる事ができます。
「wikipedia」か「fujisan.co.jp」で探せばほとんどの雑誌が出てきます。
検索窓に、「グルメ 雑誌」などと入れると色々でてきます。
しかし、ネットの情報が古い場合、廃刊している雑誌もあるので、
現在も出版されているか確認をしましょう。
僕も経験がありますが、廃刊していると、当然、送り返されていきます。
そんな無駄は避けたいですよね。
その場合は、該当する雑誌の出版社のホームページを見れば、
現在出版されている雑誌がインフォメーションされています。
マガジンハウスではこんなかんじです。
今回は、雑誌出版社にニュースリリースを送るという事をテーマにしてますが、
他にも送り先は色々あると思います。
テレビ局にしても、フジテレビや日テレのような巨大テレビ局だけでなく、
ケーブルテレビや地方のテレビ局なども狙い目です。
新聞も地元のローカル新聞なども良いでしょうし、
ネットでも莫大なアクセスを集めているグルメサイトなども、
新鮮な情報を探していますから、送ってみても良いと思います。
結局、このニュースリリースを送ってみて、1回やって採用なしだったとしても諦めずに
定期的にコツコツ送り続けることが、一番です。
なので、年間を通じて戦略的に実行してみることが良いでしょう。
是非やってみて、お店を賑やかにしてみてください。
その実践のコツが、こちらにまとめられています。
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