誕生日・記念日に文字を入れてお祝い 後編
さて、前編では、下ごしらえの下ごしらえ・・・
えー・・・いわば、『チョー下ごしらえ』をした訳ですが・・・・
まぁ、料理人ってーいうのも、
こういう『チョー下ごしらえが』多いんですよ。
下っ端の頃はこういう地味な作業ばっかり、
調理場の隅っこで背中丸めてやってるんですよ。
僕の同期の奴はコルヌ作りばっかりやって
名人になっちゃった奴もいたんですから。
いくらやっても誰も認めてくれない名人でしたけど・・・
カワイソウニ・・・
今は某有名レストランの立派なシェフになりましたげどね。
ええーー愚痴っちゃいましたけど、気を取り直して
いよいよ文字を書く作業にに入ります。
誕生日・記念日に文字を入れてお祝い 後編
卵白・・・・・・・小匙1杯
紛糖・・・・・・・適量
小さな器に卵白を小匙1杯入れます。
この写真は、小さなボールを使っていますが
、お茶碗などでも良いと思います。
紛糖を茶漉しで振るいながら
卵白の上へ振るっていきます。
少し振るっては混ぜ、少し振るっては混ぜという作業を続けます。
紛糖を入れていくと、徐々に固さが出てきます。
歯磨き粉やチューブの絵の具があるじゃないですか、
絞りだした時カタチが残ってますよね、あのくらいの固さです。
このくらいの固さです。
この固さがとても重要なんです。
言葉で表現すると
『デロォ~~ンン』
ってかんじです。
わからないかな??
これ、『グラスロワイヤル』って言うものなんです。
(前編)で紹介したコルヌのなかへ入れます。
グラスロワイヤルを入れた入り口を巻いて閉じます
文字を書く絞り口をハサミで切ります。
浅く切ってください。文字は細いほうがいいです。
太くするのはまた少し切ればできますが、
太すぎたら細くすることはできませんからぁ~
いよいよ、書きます。
失敗しても大丈夫です。
グラスロワイヤルはすぐ乾いてパリパリ簡単にとれます。
安いし。写真はチョコレートのプレートに文字を書いてます。
チョコレートのプレートは幅や高さがきめられていて、
その中に収めるのは、結構練習が必要です。
はじめのうちはこちらのように、
大きめのお皿に書くことをおすすめします。
失敗しても洗っちゃえば、すぐやり直しも出来ますしね。
ウマクいかなくても何度かやればコツがわかると思います。
自慢の手作りお菓子がある方は、これでそのお菓子が出世する??
完成です。
このお皿に、ケーキを盛り付けます。
写真のように日頃いえない事も書けますよ、
ホントの事ならシャレになりませんけどね。
ご主人、あせってお菓子喉に詰まらせちゃって
ホントに帰ってこなくなっちゃったらヤバイですから(笑)
まぁ、ケーキも手作りがいいけど・・・・んんーーん・・・、
次は、簡単ケーキでも紹介しましょうか・・・・??