黒砂糖が香るマーラーカオの歴史
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レシピは下部にあります。
マーラーカオという名前の菓子パンをご存じでしょうか。
少し前になんとなくコンビニで買ってから、
あまりにおいしくてハマってしまいました。
マーラーカオは、カステラや蒸しパンの仲間で
中国とマレーシアで人気の高い食べ物です。
丸い形をしていて生地は黄土色、ほんのり甘い香りがします。
ほかの菓子パンよりも甘さが濃い感じがするのは、
黒砂糖が使われているせいかもしれません。
そのほか、マーラーカオは豚の脂質である
ラードを混ぜて作られていることが大きな特徴です。
カステラや蒸しパンと比べて少しツヤがあるように見えるのは
ラードによるはたらきなのでしょう。
マーラーカオが誕生したのは、中国であるという説と
マレーシアであるという説が両方あるそうです。
2つある説のうち、有力とされている誕生地はマレーシア。
何故かというと、マーラーカオという名前は中国語ですが、
その“マーラー”という言葉は“マレーシアの物”という意味なのです。
そして、“カオ”とはケーキという意味の言葉です。
誕生した場所にはさまざまな説がありますが、
中国でもマレーシアでも数百年以上前から親しまれていたその味が
日本にその味が伝わったのは江戸時代のことでした。
マーラーカオのふんわりした食感は、
江戸時代を生きる日本の人々にもとても喜ばれたそうです。
いつかまた海外旅行が出来るようになったら、
中国や台湾にある屋台のマーラカオを食べてみたいです。
材料(10~15人分)
【粉類】 /
薄力粉 / 150g
ベーキングソーダ / 小さじ1/2
ベーキングパウダー / 小さじ1と1/2
【卵液】 /
たまご / 4個
メイプルシロップ / 140g
【ミルク液】 /
生クリーム / 50ml
コンデンスミルク / 大さじ2
サラダ油 / 50ml
しょうゆ / 小さじ1
紹興酒 / 小さじ1
レシピを考えた人のコメント
蒸したて熱々を食べれる幸せは、やっぱり手作りだからこそだと実感できる、中華風蒸しパンです。