鱈(タラ)の概念が変わる!カリフラワーとオレキエッテの「耳たぶパスタ」が冬の最高傑作。

タラのレパートリーが変わる!
旬を味わう「タラとカリフラワーのオレキエッテ」の組み合わせの妙技
「タラは身が柔らかすぎて、結局いつもフライか鍋にしてしまう……」そんな悩みをお持ちではありませんか?
実は、12月から1月に旬を迎える真鱈(マダラ)は、イタリアン、特にパスタ料理において最高のポテンシャルを発揮する食材なのです。
今回は、お魚離れが進むご家庭でも「これなら毎日食べたい!」と言わせてしまうような、イタリア伝統のショートパスタ「オレキエッテ」を使った絶品レシピでいってみましょう。
1. なぜタラには「耳たぶパスタ」が最適なのか?
魚レシピの悩み、レストランの知恵で解決
一年中手に入るようになったタラですが、本当の旬は冬。
しかし、お恥ずかしながら我が家も「お魚離れ」という現代の波に逆らえず、魚レシピのバリエーションには乏しいのが悩みでした。
タラは身が非常に崩れやすいため、つい「衣をつけて揚げる」という選択肢に固執してしまいがち。
そんな時、ふと訪れたイタリアンレストランで、目からウロコが落ちるような一皿に出会いました。それが「白身魚と野菜のショートパスタ」です。
「オレキエッテ」という名前の由来と魅力
ここで使用するパスタは、「オレキエッテ(Orecchiette)」。イタリア語で「小さな耳(orecchie)」という意味を持つ、南イタリア・プーリア州発祥のパスタです。
「いつかイタリア旅行に行って、自分の耳を指差しながら『これください!』と伝えなきゃいけない時のために覚えておこう」……
なんて想像してしまいますが、実際に耳たぶを注文する場面がどれほどあるかはさておき、この形には深い合理性があります。
オレキエッテの中央にある「くぼみ」は、崩れたタラの身や、クタクタに煮込んだカリフラワーのソースをしっかりキャッチするために存在しているのです。
イタリア/ヴォイエロ/オレキエッテ#195【500g】【常温/全温度帯可】【D+0】【父の日 … |
2. 材料選びと下準備のポイント:代用アイデアも
家庭で揃えやすい材料と、本格的に仕上げるための代替案をまとめました。
| 材料(2人分) | 役割・ポイント |
|---|---|
| オレキエッテ 160g | なければ「フジッリ」や「コンキリエ」で代用OK |
| 真鱈(甘塩でも可) 2切れ | 旬の時期はぜひ生タラで。身を崩しながら調理します |
| カリフラワー 1/2個 | ソースのベースになります。細かく刻むのがコツ |
| にんにく・唐辛子 | イタリアンの基本「アーリオ・オーリオ」の土台 |
| アンチョビ 2?3枚 | 隠し味!これだけで一気にレストランの味に |
3. 【レシピ】タラとカリフラワーのオレキエッテの作り方
ステップ1:カリフラワーは「茹でる」のではなく「パスタと一緒に」
ここが最大のポイントです。カリフラワーはパスタを茹でる鍋に一緒に入れます。
パスタが茹で上がる頃にはカリフラワーがクタクタになり、木べらで簡単に潰せるようになります。
これがパスタに絡む濃厚なソースに変わるのです。
ステップ2:タラの身をソースに溶け込ませる
- フライパンにオリーブオイル、潰したにんにく、唐辛子、アンチョビを入れて弱火で加熱します。
- 香りが立ったら、一口大に切ったタラを投入。身が崩れるのを恐れず、むしろフォークで粗く崩しながら炒めてください。
- 白ワイン(または酒)を少量振り、アルコールを飛ばします。
ステップ3:一体化(エマルジョン)の工程
茹で上がったオレキエッテと、一緒に茹でたカリフラワーをフライパンへ。茹で汁を50mlほど加え、強火で一気に煽ります。
カリフラワーを少し潰すように混ぜると、タラの旨味を吸った最高にクリーミーなソースが完成します。
4. 栄養と豆知識:なぜこの組み合わせは「正解」なのか?
タラは高タンパク・低脂質な食材。一方で、カリフラワーはビタミンCが豊富で、加熱しても壊れにくい性質を持っています。
さらに、オリーブオイル(良質な脂質)と一緒に摂取することで、栄養の吸収効率も高まります。
【専門家のアドバイス】
南イタリアでは、ここに「チーマ・ディ・ラーパ(菜の花に近い野菜)」を加えるのが定番ですが、日本ではカリフラワーが最もタラの質感に近い甘みととろみを出してくれます。
5. まとめ:日常の食卓を「イタリアの風」で彩るために
「耳たぶ」というユニークな名前を持つオレキエッテ。身体の部位に似ているからという理由で名前をつけるイタリア人の遊び心に触れると、料理がもっと楽しくなります。
魚料理のレパートリーに乏しい、と悩んでいた過去の自分に教えてあげたい。タラは「揚げる」だけじゃない、「崩してソースにする」ことで、パスタとしての真価を発揮するのだと。
次にスーパーで立派なタラを見かけたら、ぜひオレキエッテも一緒にカゴに入れてみてください。きっと、あなたの家の「定番魚料理」が今日、更新されるはずです。
*タラとカリフラワーのオレキエッテ*
by はい 山田です

材料(3人分)
オレキエッテ / 130 g
タラ / 1 切れ
カリフラワー / 150 g
グリンピース(冷凍) / 30 g
アンチョビ / 2 フィレ
ニンニク / 一 片
オリーブオイル / 大さじ 1
EXオリーブオイル / 大さじ 2
A.塩 / 一つまみ弱
A.白ワイン / 小さじ 1/2
A.こしょう / 一 振り
黒こしょう / 6ガリガリ
仕上げのEXオリーブオイル / 大さじ 2
レシピを考えた人のコメント
タラとカリフラワー、グリンピース、アンチョビの組み合わせが絶品です♪
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