- Home
- デザートレシピ, レシピ集, 動画レシピチャンネル
- 動画ch.『デコレーション用バター入りカスタードクリームの作り方 レシピ』の詳細解説
動画ch.『デコレーション用バター入りカスタードクリームの作り方 レシピ』の詳細解説

ご覧いただいた動画は、『バター入りカスタードクリーム』でしたが
デコレーション用のクリームは、バターが入ってると扱いやすいです。
特にはじめてデコレーションケーキを作る方でしたら
このクリームを使用するのをお奨めします。
なぜか?? おわかりと思いますが、
バターが入っていれば、冷蔵庫で冷やせば固まりますよね。
かたまっていれば皿に移すのも容易です。
デコレーションになれていなければ時間もかかります。
生クリームのデコレーションで時間をかけたらどうなりましょうか?
凍えるような寒さの冬季なら良いですが、
そうとばかりではありません。
そういったことも踏まえて、当初はこのクリームを使用することをお奨めします。
あと、他にこの『バター入りカスタードクリーム』を使うケースでは、
デコレーションしたケーキって少しの時間、テーブルの中心あたりで飾っていたいですよね。
せっかく一生懸命にデコレーションしたものを、お客様にも見てもらいたい。
でもその、見てもらう場所って室温ですよね。
なので、この『バター入りカスタードクリーム』だとお客様にケーキを切り分ける頃に
丁度よい固さのクリームになっているわけです。口どけの良い状態のクリームにです。
![]()
それとか、レストランなどでやっている「ワゴンデザート」などもそうです。
「ワゴンデザート」もお客様のテーブルを回っているうちに室温に近い温度になってしまいます。
そのケースでも、この『バター入りカスタードクリーム』を使用したデザートがよいでしょう。
ですので、冷蔵庫から出してすぐに食べるお菓子にはあまり向きません。
例えば、シュークリームのような、夏場に冷たいシュークリームを食べてもらいたい場合は、
『バター入りカスタードクリーム』ではなく
『ホイップクリーム入りカスタードクリーム』にしてあげてください。
要するに目的によって、カスタードクリームを変更するんですよ。
動画の中に出てきた、その都度使用する分だけ裏ごししてましたよね。
その後にバターと合わせてました。
それをホイップクリームにしてあげます。
ホイップクリームの量は、お好みで調節してみてください。
目安としては500gのカスタードクリームに対してクリーム150ccをホイップにして合わせてみてください。
それと、バターとカスタードを合わせる時ですが、
双方の温度が室温である事です。バターは室温のポマード状。
カスタードは冷蔵庫に保管されていると思うので、合わせる数時間前に
冷蔵庫から出しておき、室温にしておく必要があります。
なぜか? カスタードが冷えているとポマード状にしたバターが固まってしまい
ダマダマができてしまう可能性があります。それを避けるためです。
どうでしょうか。こんなところですが・・・。
作るお菓子と、それを食べてもらう環境、状況、そして季節などを
考慮してこの『カスタードクリームの仕上げ方』を選択してみてください。
それでは。



















