ソースで模様を書く
ソースで模様を書く
デザートソースシリーズ
以前、《ソースで線を書く》のを紹介したことがあったんですけど、
今日はそれをもう少し進化させたものを紹介します。
ソースで模様を書く楽しさとコツ
料理やデザートをより華やかに見せる「ソースで模様を書く」技術は、食べる人の気持ちをぐっと高める素敵な工夫です。
単にソースをかけるだけでなく、模様を描くことで目でも楽しむことができ、料理の印象を大きく変える力があります。
ここでは、模様の描き方やその魅力について詳しく解説します。
食べる前の「むふふっ」の効果
私たちは料理を目にした瞬間から、食べる準備を無意識に始めています。
例えば、友人から「ラーメン食べに行こう!」と誘われたとき、ラーメン屋に向かう道中で、
すでに「今日はとんこつチャーシューだ!」と期待感が高まることがあります。
このように、
**料理を食べる前の「ワクワク感」や「期待感」**
は、味覚をより敏感にし、食事を楽しむ準備を整えてくれます。
料理のデコレーションとして「ソースで模様を書く」ことも、この「むふふっ」という感覚を引き出す大切な演出です。
デザートやお皿の端に美しい模様が描かれていると、食べる前から「どんな味だろう?」
と興味が高まり、味覚が敏感な状態になります。
ソースで模様を描く際のポイント
1. ソースの種類を選ぶ
まずは、模様を描くためのソースの種類を選びましょう。
デザートであれば、チョコレートソースやストロベリーソース、キャラメルソースなどが定番です。
料理の場合は、バルサミコ酢やパプリカソースなどを使うと華やかさが増します。
2. 濃度をそろえる
模様をきれいに描くためには、使うソースの濃度を統一することが重要です。
濃度が異なると、模様がぼやけたり崩れたりする原因になります。
少し濃いめに調整することで、模様がはっきりと浮かび上がります。
模様の種類と描き方
スパイラル模様
- ベースとなるソースをお皿全体に薄く広げます。
- 別のソースで円を描くように小さなドットを等間隔で並べます。
- つまようじや細いピックで、ドットを引っ掻くように線を引きます。これにより、渦巻き模様が完成します。
フラワーモチーフ
- ソースをお皿の中央に丸く落とします。
- 周囲に小さな点を配置します。
- 中心から外側に向けて線を引くと、花のような模様が作れます。
ウェーブ模様
- お皿にベースのソースを敷きます。
- 別の色のソースで平行線を引きます。
- つまようじでジグザグに線を引くことで、波模様が生まれます。
ソースで模様を描く際の便利アイテム
- スプーン: 量を調節しやすく、広い範囲に広げるのに便利です。
- スイーツデコペン: 細かな模様を描く際に役立ちます。
- つまようじ: 繊細な線を引くのに最適です。
- スプレーボトル: 均一な霧状にすることで、プロのような仕上がりを実現します。
ソースで模様を書くメリット
- 見た目の向上
料理の完成度を上げ、特別感を演出できます。 - 味覚の先取り
視覚的な満足が、味覚をより敏感にします。 - 楽しさと驚き
「こんな模様が描けるんだ!」という発見は、食事の楽しさを倍増させます。
模様を活かしたレシピ例
- チョコレートケーキにハート模様
濃厚なチョコケーキの上に、ホワイトチョコソースでハートを描くと、特別な日のデザートにぴったり。 - パスタのプレートにバルサミコ模様
おしゃれなランチやディナーに、バルサミコ酢でアートを加えるだけでレストランのような仕上がりに。 - 和菓子に抹茶ソースの波模様
和風デザートにも模様をプラスすることで、和の美しさを強調できます。
「ソースで模様を書く」技術は、料理やデザートにひと工夫を加えることで、特別な思い出を作ることができます。
ちょっとしたアイディアで、大切な人を驚かせたり、笑顔にしたりできるのは素敵なことですよね。ぜひ挑戦してみてください!
以前、《ソースで線を書く》で
紹介したディスペンサーを使います。
右がアングレーズソース。
左がカシスソースです。
まず、アングレーズソースを
お皿にこんなかんじで。
その上にカシスソースを
一滴づつたらします。
このように、竹串で模様をつけます。
一滴たらしたソースの真中を
竹串で引くとこのように
ハートの模様になるんです。
こんなかんじにもなりますし
こんなかんじにもなります。
竹串を色々動かせてみて
オリジナルの模様を作ってみてください。
『ソースで模様を書く』は、後日動画を作成しました。
解りやすいので、動画をご覧下さい。
どんな模様がかけますか? 基本形です。
これには、準備が大切です。