夏だけの冷製スープ(ビシソワーズ)
ビシソワーズの人気の秘密は濃度にある!と長年の分析結果です!
と、偉そうに言っちゃいますが、まんざらでもないんですよ。
サラサラとした液体、ビールとかジュースも飲みたくなりますが、
冷たい液体は喉からスグ、胃に落ちてしまう。
食道のネンマク達は、『あれっ!なんだ、なんだ!今のは?』で終わってしまい、
焼け石に水って訳です。
ところが冷製ポタージュは、熱くなっている喉~食道~胃袋まで、
濃度があるから、ゆ~っくりと落ちて行く・・・
そうすると、食道のネンマク達は、『ムオー!冷えるゼーィ!』って喜ぶ訳ですよ。
って勝手な推論です。
夏の定番。冷製スープの作り方です。
例として『トマトの冷製ポタージュ』で説明しますが、
他のポタージュも扱い方は一緒です。
簡単言ってしまえば、スープを沸かして、よーーく冷やすだけです。
一応、より美味しく召し上がっていただく為に、細かく記しました。
ポイントは、前日などに作ってしまって、キンキンに冷やす事。
そして・・もうひとつ、器も冷やしてあげるとより涼しげです。
そして・・またもう一つ・・、スプーンも冷やしてあげると
食べる方が、そのスプーンを手に取った時、『あッ!』って感激しますよ!!
こちらはトマトのポタージュです。
すべてのポタージュは、画像のような
2cm角のキューブ状に冷凍されています。
その他のポタージュも扱い方は一緒です。
ポタージュは、特殊加工の柔かいプラスチック容器に
入っておりますので、長期保存も安心です。
容器の底の部分を押し出すと
簡単にひとつずつ取り出せます。
まず、冷製のポタージュはスゴク冷えていたほうが良いので、
食べる前日か、半日前に作っておくことがポイントです。
お鍋にキューブ状のポタージュと牛乳を入れて弱火にかけます。
牛乳はキューブ5個に対して大さじ2~3杯位です。
あらかじめ先に冷凍状態のポタージュを溶かしておくと良いと思います。
画像は5個のキューブが入っています。 カップ約1杯分。
ポタージュは濃度がありますので強火で温めたり、まったく混ぜない
で沸かしてしまうと鍋底に焦げ付いてしまいます。
弱火で混ぜながらゆっくり沸かすのがポイントです。
電子レンジでも大丈夫ですが、お鍋でしっかりと沸騰させて
仕上げる方が良いと思います。牛乳を入れすぎるとサラサラのスープに
なってしまいますので、様子を見ながら足して下さい。
冷えてから牛乳で調節しますので、ここでは牛乳を入れすぎないで下さい。
スープが沸騰したらボールに移し氷をあてて冷やします。
キンキンに冷えていたほうが美味しいので冷えたら
冷蔵庫で十分に冷やします。 食べる前日にここまで作ります。
よーーく冷えると濃度が出てきますから、食べる前にチェックします。
濃いようでしたら、牛乳を加えます。様子を見ながら少しずつ。(慎重に)
冷製スープは『ドロッ』とした濃度のあるほうが美味しいです。
『飲む』と言うより、『食べる冷製スープ』をイメージして頂きたい!
*牛乳の入れすぎにはご注意を!お願いします!
好みの濃度に牛乳で調節し、塩味を調え出来上がりです。
ガラスの器だと涼しげなかんじになります。
参考資料