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【簡単レシピ】初夏の味覚!カツオのカルパッチョで食卓を涼やかに
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風薫る初夏の味。カツオのカルパッチョ
食卓を彩る涼やかな一皿
初夏の訪れを告げる風が心地よく頬を撫でる季節となりました。この時期、日本の食卓に欠かせない旬の味覚といえば、夏鰹です。
清々しい生命力を感じさせるその身は、ぷりっとした食感とさっぱりとした味わいが特徴で、まさに夏の味の代表格と言えるでしょう。
「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」という有名な俳句が示すように、江戸時代にはその美味しさだけでなく、生命力の象徴として大変な人気を博した魚です。
我が家では、この初鰹が市場に出回る季節になると、決まってカツオのカルパッチョを作るのが恒例となっています。
薄切りにした新鮮なカツオの上に、たっぷりの玉ねぎのみじん切りを散らし、そこにオリーブオイルとバルサミコ酢を回しかけるだけで、
初夏の風が薫るような爽やかな一皿が瞬く間に完成するのです。
カツオの洋風アレンジとしては、このカルパッチョが最も手軽で、それでいて食卓を華やかに彩ってくれると感じています。
ところで、魚介のカルパッチョは、実は日本で考案された料理であることをご存知でしょうか。
本場イタリアのカルパッチョは、ベネチア発祥の料理で、生の牛フィレ肉を使ったものが元祖とされています。
その名前は、イタリアの画家ヴィットーレ・カルパッチョに由来しているそうです。
牛フィレ肉の鮮やかな赤色とパルミジャーノチーズの白色のコントラストは、まるで絵画のように美しく、
いつか本場イタリアでその一皿を味わってみたいという憧れを抱いています。
しかし、日本ならではの魚介のカルパッチョも、独自の進化を遂げ、その美味しさは本場に引けを取らないものだと断言できます。
カツオのカルパッチョとある日の食卓
先日、鮮魚店で素晴らしいカツオのサクを見つけました。見るからに新鮮で、これはカルパッチョにするしかないと直感しました。
家に持ち帰り、早速薄く切って大皿に美しく並べます。この瞬間のワクワク感は、料理好きなら誰しもが共感できるのではないでしょうか。
切ったカツオの身に塩を軽く振り、優しく馴染ませてから、上質なオリーブオイルをたっぷりと回しかけます。
次に用意したのは、スライスした玉ねぎと細かく刻んだ大葉です。
これらを冷水にさらしてしっかりと水気を絞ることで、玉ねぎの辛味が和らぎ、シャキシャキとした食感が際立ちます。
そして、この玉ねぎと大葉をカツオの中央にこんもりと盛り付け、仕上げにポン酢を回しかければ、シンプルながらも風味豊かなカツオのカルパッチョの出来上がりです。
今回はあえてバルサミコ酢を使わず、ポン酢でさっぱりと仕上げるのが気分でした。
カツオと玉ねぎ、そして大葉を一緒に口に含むと、それぞれの香りと食感が絶妙に絡み合い、清涼感あふれる美味しさが広がります。
カツオのレシピは様々ですが、このシンプルな組み合わせが、素材本来の旨みを最大限に引き出してくれると感じています。
カツオの鮮度とアニサキス対策について
今回のカツオを購入する際、パックに「解凍」と書かれているのを見て、一瞬ためらいました。
しかし、その魚屋さんの魚の品質の高さは知っていたので、立ち止まってよく見てみると、「安全のため一度冷凍しました」という丁寧な説明書きがありました。
これはまさにアニサキス対策として行われている措置です。近年、冷凍技術の進歩は目覚ましく、瞬間的に冷凍し、適切な方法で解凍された魚は、
鮮度や旨みがほとんど損なわれないどころか、アニサキスのような寄生虫のリスクを回避できるため、安心して美味しく食べられます。
私もそのことはよく理解していたので、迷わず購入を決めました。買い物の後は、もらった氷と一緒に保冷バッグに入れて、すぐに自宅へ戻りました。
そのおかげで、帰宅後もカツオは鮮度を保ち、ねっとりとした食感と深い旨みを存分に楽しむことができたのです。
食卓を彩るガラス皿の魅力
カツオのカルパッチョを美しく盛り付ける上で、器選びは非常に重要です。
特に、ガラス皿は、その透明感と涼やかな質感が、初夏の料理、特にカツオのカルパッチョのような鮮やかな料理にぴったりです。
光を通すガラスの器は、カツオの赤色と、玉ねぎや大葉の緑色、そしてソースの色合いを一層引き立て、まるでアート作品のような一皿を演出してくれます。
そこでおすすめしたいのが、「ガラス イマージュ リムプレート 24cm ガラス食器 洋食器 メインディッシュ」です。
このガラス皿は、その高いデザイン性と機能性で非常に人気があり、多くのユーザーから高い評価を得ています。
24cmというサイズは、カツオのカルパッチョをメインディッシュとして盛り付けるのに最適で、リムがあることでソースが流れ出る心配もありません。
透明なガラスが料理の色彩を際立たせ、食卓全体を涼やかでおしゃれな雰囲気に変えてくれることでしょう。
まさに、カルパッチョ ガラス皿を探している方には、ぜひ一度手にとっていただきたい逸品です。
カツオの魅力と多様なレシピ
カツオは、その美味しさだけでなく、栄養価の高さも魅力の一つです。
特に、動脈硬化や高血圧の予防に役立つとされるDHAやEPA、疲労回復に効果的なタウリン、そして良質なタンパク質が豊富に含まれています。
夏鰹のさっぱりとした味わいから、秋に獲れる「戻り鰹」の脂の乗った濃厚な味わいまで、季節によって異なる表情を見せるのもカツオの面白いところです。
カツオのレシピは多岐にわたり、刺身やたたきといった和食の定番はもちろん、
今回ご紹介したカツオのカルパッチョのような洋風アレンジ、さらにはフライや煮付けなど、様々な調理法で楽しむことができます。
中でも、カツオのたたきは日本を代表するカツオ料理の一つです。表面を香ばしく炙り、薬味たっぷりのポン酢でいただくのは格別の美味しさです。
カツオのたたきをアレンジして、カルパッチョ風に仕立てるのもおすすめです。炙った香ばしさが加わることで、また違ったカツオの洋風テイストが楽しめます。
まとめ
カツオのカルパッチョは、初夏の食卓を彩るにふさわしい、爽やかで美味しい一皿です。
新鮮なカツオを選び、アニサキス対策として一度冷凍されたものを選ぶことで、より安心して楽しむことができます。
シンプルな調理法でも、カツオ本来の旨みを存分に味わえるのがカルパッチョの魅力です。
ガラス皿に美しく盛り付ければ、見た目にも涼しく、食欲をそそります。
カツオのレシピのバリエーションを楽しみながら、この夏の味を存分に堪能してみてはいかがでしょうか。
皆様の食卓に、風薫る初夏の彩りが訪れることを願っております。
かつおのたたきトマトぽん酢 サラダ仕立て
by カゴメ【野菜の会社】

材料(4人分)
かつおのたたき / 1節(300g程度)
水菜 / 2株
玉ねぎ / 1個
みょうが / 1個
しその葉 / 4枚
ミニトマト / 5個
■トマトぽん酢 /
カゴメ基本のトマトソース(295g) / 1缶
ぽん酢しょうゆ / 大さじ 3
オリーブ油 / 大さじ 2
レシピを考えた人のコメント
トマトのグルタミン酸とかつおのイノシン酸のうま味の相乗効果でおいしくなり、トマトを加えることで魚の臭みも抑制し野菜もしっかり摂れるレシピです!
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