油選びの正解はこれ!三和油脂「まいにちのこめ油」が健康と料理を劇的に変える理由とは?

油選びの正解は「米油」だった。
キッチンから始まる健康への投資と、三和油脂に惚れた理由
スーパーの食用油コーナーに立つと、少しだけ途方に暮れてしまうことはありませんか?
かつては「サラダ油」一択だった棚も、今やオリーブオイル、亜麻仁油、ココナッツオイルと百花繚乱。
健康に良いと言われるものが多すぎて、結局どれを選べばいいのか分からない。そんな「油迷子」の方へ、ひとつの答えを提案したいと思います。
結論から言えば、日本の台所に最も馴染み、健康と美味しさ、そしてコスパのすべてを高い次元で満たしてくれるのは「米油」です。
なぜ、数ある油の中で米油なのか。今回は、科学的な根拠と私自身の体験を交えながら、その魅力をお伝えします。
読み終える頃には、あなたの家のキッチンにある油を一本、入れ替えたくなっているはずです。
1. そもそも、なぜ私たちは油選びに迷うのか?
私たちの体は、食べたものでできています。中でも「脂質」は、細胞膜やホルモンの材料となる極めて重要な栄養素です。
しかし、現代社会には「酸化した油」や「バランスの悪い脂質摂取」のリスクが溢れています。
「サラダ油」は安価で便利ですが、実は製造過程やリノール酸の過剰摂取という面で、今の健康意識が高い層からは敬遠され始めています。
一方で、オリーブオイルは香りが強く、和食の繊細な出汁の味を邪魔してしまうことがあります。亜麻仁油やえごま油は健康には良いけれど、熱に弱く、加熱調理には向きません。
「加熱しても壊れず、素材の味を活かし、しかも体に良い」。このわがままな条件をすべてクリアするのが、お米の糠(ぬか)から抽出される米油なのです。
油の性質を決める「4つの分類」をおさらい
ここで少しだけ、知っておくと一生役立つ「油の基礎知識」を整理しましょう。油はその構成成分によって、大きく4つに分けられます。
- 飽和脂肪酸:バターやラード、ココナッツオイル。エネルギーになりやすい反面、摂りすぎはコレステロールが心配されます。
- α-リノレン酸(オメガ3):えごま油や亜麻仁油。現代人に不足しがちで、脳の健康や炎症を抑える効果が期待されますが、熱に非常に弱いのが弱点です。
- リノール酸(オメガ6):一般的なサラダ油やごま油。必須脂肪酸ですが、外食や加工食品に多く含まれるため、現代人は「摂りすぎ」の傾向にあります。
- オレイン酸(オメガ9):オリーブオイルや米油の主成分。酸化に強く、悪玉コレステロールを減らす働きがある、毎日使いに最適な油です。
2. 米油が「最強の万能油」と呼ばれる5つの科学的理由
米油がなぜ他の油よりも優れているのか。それは、単に「お米からできているから安心」という感情的な理由だけではありません。そこには、他の油にはない独自の栄養成分が隠されています。
① 「スーパービタミンE」の驚異的な抗酸化力
米油には、通常のビタミンEの数十倍の抗酸化力を持つとされる「トコトリエノール」が含まれています。
これは通称「スーパービタミンE」と呼ばれ、血管の老化を防ぎ、肌の健やかさを保つサポートをしてくれます。
油そのものが酸化しにくいため、揚げ物をしても胃もたれしにくいのが特徴です。
② 植物ステロールの含有量がNo.1
「油を食べてコレステロールを下げる」なんて、信じられますか?米油に含まれる「植物ステロール」は、食物繊維のようにコレステロールの吸収を抑える働きがあります。
その含有量は、主要な食用油の中でもトップクラス。健康診断の数値が気になる方にとって、これほど心強い味方はありません。
③ 独自の成分「ガンマ-オリザノール」
米糠特有の成分である「ガンマ-オリザノール」は、自律神経を整えたり、更年期特有の悩みを和らげたりする効果が研究されています。
まさに、お米という日本人のソウルフードが生んだ「天然のサプリメント」とも言えるでしょう。
④ 油酔いしにくい、キッチンが汚れない
揚げ物をしている最中に気分が悪くなる「油酔い」。その原因は、油が熱で分解されて発生する物質ですが、米油はこの発生が非常に少ないのです。
また、換気扇のベタつきも、酸化しにくい米油なら驚くほど軽くなります。「料理後の掃除が楽になる」、これこそが主婦・主夫にとって最大のメリットかもしれません。
⑤ どんな料理も邪魔しない「透明感のある味」
オリーブオイルのような強い香りや、ごま油のような個性はありません。しかし、それこそが米油の真骨頂。素材の甘みを引き出し、玄米のようなほのかな香ばしさをプラスしてくれます。
和食はもちろん、シフォンケーキなどの製菓に使えば、驚くほど軽やかでしっとりした仕上がりになります。
3. 「三和油脂 まいにちのこめ油」を指名買いする理由
米油の素晴らしさを知った後、次に迷うのが「どのメーカーのものを選ぶか」です。私は迷わず、三和油脂の「まいにちのこめ油」を推薦します。
なぜ、数ある商品の中でも三和油脂なのか。そこには、作り手の「誠実さ」が見えるからです。
新鮮な国産糠(ぬか)へのこだわり
米油の品質は、原料となる糠の鮮度で決まります。三和油脂は、山形県という米どころに拠点を構え、新鮮な国産の米糠から丁寧に油を抽出しています。
米糠は精米した瞬間から酸化が始まる非常にデリケートな素材。それを素早く処理できる環境があるからこそ、あの雑味のない、透き通った味わいが生まれるのです。
紙パックという「最適解」
「まいにちのこめ油」の大きな特徴の一つが、紙パック容器です。油の最大の敵は「光」と「酸素」。透明なペットボトルでは、店頭に並んでいる間にも少しずつ酸化が進んでしまいます。
紙パックは光を完全に遮断し、最後の一滴まで新鮮な状態を保ちます。また、使用後のゴミ出しが楽で、地球に優しいという点も、現代のライフスタイルに合致しています。
「毎日のことだから、一番いいものを選びたい」。その願いを、三和油脂は高い技術力と品質管理で叶えてくれています。
4. 実践!米油を使いこなす「黄金のルール」
せっかく良い油を手に入れても、使い方が間違っていてはもったいない。今日から実践できる、米油の活用法をご紹介します。
① 揚げ物は「2回目」が美味しい
米油は酸化に強いため、一度の揚げ物で捨てる必要はありません。むしろ、少し加熱された後のほうが油が馴染み、美味しく揚がるとさえ言われています。
濾して冷暗所に保管すれば、3?4回は繰り返し使えます。結果として、安価なサラダ油を頻繁に買い替えるよりも経済的です。
② 炊飯時に「一滴」の魔法
お米を炊くとき、スイッチを入れる前に米油を数滴垂らしてみてください。炊き上がったご飯がツヤツヤになり、一粒一粒が立ち上がります。
保温した際のご飯のパサつきも抑えられ、まるでお米が若返ったような美味しさになります。
③ 「生」で食べるドレッシングとして
オリーブオイルが苦手な家族がいるなら、米油で自家製ドレッシングを作ってみてください。醤油や酢、少しの塩と混ぜるだけで、野菜本来の味が引き立つ最高のサラダになります。
米油のサラサラとした食感は、油っぽさを感じさせません。
5. まとめ:油選びは、自分への一番身近な投資
私たちは、毎日欠かさず何かを食べています。その一口一口が、10年後、20年後の私たちの体を作ります。
高級なサプリメントを飲むよりも、毎日使う「基礎の油」を高品質な米油に変えるほうが、よほど合理的で効果的な健康投資だと言えるのではないでしょうか。
もし、今のあなたのキッチンにある油が、なんとなく選んだものだとしたら。ぜひ一度、米油に変えてみてください。
揚げ物の軽さに驚き、翌朝の胃の軽さに感動し、そして何より、いつもの料理が一段と美味しくなる喜びに気づくはずです。
「健康」と「美味しさ」。その答えは、お米という日本の宝物の中にありました。
三和油脂の「まいにちのこめ油」が、あなたの食卓をより豊かに、より健やかにしてくれることを心から願っています。
【よくある質問:米油のQ&A】
Q1: 米油とオリーブオイル、どちらが体に良いですか?
A1: どちらもオレイン酸が豊富で健康に良い油ですが、使い分けが重要です。加熱調理には酸化に強くクセのない「米油」が、ドレッシングなどの香りを楽しみたい料理には「エキストラバージンオリーブオイル」が適しています。
Q2: 米油のデメリットはありますか?
A2: 唯一のデメリットは、安価なサラダ油(キャノーラ油など)に比べて価格がやや高めであることです。しかし、酸化しにくく繰り返し使える点や、将来の健康維持コストを考えれば、非常にコストパフォーマンスの高い選択と言えます。
Q3: 三和油脂の米油はどこで買えますか?
A3: 全国の自然食品店や大手スーパー、オンラインショップ(Amazonや楽天)などで購入可能です。「まいにちのこめ油」という親しみやすいパッケージが目印です。
【ココナッツオイル】鶏肉とれんこんのごま味噌炒め
by 管理栄養士 柴田真希

材料(2人分)
鶏むね肉 / 200g
(下味)酒 / 大さじ1/2
れんこん / 1節(100g)
長ねぎ / 1/2本(50g)
ピーマン / 1個
(A)ココナッツオイル / 大さじ1/2
(A)にんにく(みじん切り) / 1/2かけ
(B)味噌 / 大さじ1
(B)白すりごま / 大さじ1
(B)はちみつ / 小さじ1
ごま油 / 小さじ1
レシピを考えた人のコメント
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