料理Q&A お店に「真空包装機」の導入を検討していますが、メリットを教えてください。
お付き合いしているお得意様からのメールでお問い合わせがありました。
お店に「真空包装機」の導入を検討していますが、メリットはなんですか?
ということでした。
私どもも毎日のように真空パックをする作業をしているんですが、
以前、飲食店を運営していた時もお店の厨房に「真空包装機」をおいてました。
飲食店でもあると非常に便利なんですよ。
最近はずいぶん増えたと思います、「真空包装機」を使用しているお店。
まず、食材を保管するのに非常に便利です。
肉なども、ある程度すぐ調理できるように「スジ」や「脂身」などを除去する作業をしますが、
その「そうじ済の肉」を真空パックにして保管します。
その際に
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肉と一緒に、オリーブオイルや、別のオイルでもいいんですが、適量を一緒に真空にします。
そうする事で、100%に近い真空状態を得ることが出来ます。
要するに、物体だけだと、わずかな隙間が出来る可能性がありますが、
油脂分を一緒に入れることで、その隙間に油脂分が入り込み、隙間を埋めてくれるわけです。
空気が入っていない、あるいは少ないということは、食材が傷みにくいという事です。
食材の腐敗は、空気に触れている部分から発生しますので、
それだけ見てもかなりのメリットです。
この要領で、マリネなどもできます。
しかもマリナードが極めて少量ですむわけです。
いままで、器にいれて、ワインでマリネしていたとします。
ヒタヒタにマリネされるまでには、けっこうな量のワインが必要でした。
しかし、真空パックを使用することで、ワインが少量であっても食材の全体をマリネしてくれます。
なかなか経済的です。食品製造などで、ワインを大量に使用する場合には、絶対に使用したほうが経済的です。
メニューの幅も拡大されます。
真空調理を導入することができるからです。
例えば、「鶏の胸肉」最近コンビニエンスストアなどでも、
真空調理の鶏の胸肉を見かけますね。
真空パックにした鶏むね肉を、低温の湯せんのなかで火を入れます。
ご存知のように鶏の胸肉などは、火を入れすぎると
固くなってしまいますよね。真空調理を用いれば、ちょうど良い加減の鶏むね肉の調理が可能になります。
ちょっと高価に思える「真空包装機」ですが、使いだせば毎日使用するようになりますし、
40~50万円程度なら、1年もしないで元がとれてしまうと思われますね。
なので、導入された方が、かなりのメリットがあると思います。
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