洋食器ブランド「ヘレンド」の波乱万丈の軌跡と「ロスチャイルド家」との秘話。

しばらく前に友人と創作料理のレストランへ行った時に、料理よりも食器にばかり目がいっていました。

料理ももちろん見事な盛り付けで、どれを見てもさすがプロ。素人では絶対にできない発想だと感じさせられます。

その中で、ヘレンドやロイヤルコペンハーゲンなどの洋食器ブランドの名前が浮かんでくるほど、食器のチョイスが興味深かったです。

一番特徴的だったのはその大きさです。ほぼすべてのメニューで料理とお皿のデザインがマッチしている。食器の選択のセンスが抜群。

かっこいい結婚式で出る料理だとそういう形が多いのではないでしょうか。

ヘレンドやロイヤルコペンハーゲンのようなブランドの食器は、その大きなサイズ感が特徴的です。

また、「もしかしたら手作りかな?」と思う食器もいくつかありました。

なんとなく形がいびつ、でも不格好なわけではありません。ひかえめな色合いが鮮やかな料理を見事に引き立てています。

このような手作り風の食器も、ヘレンドなどの高級ブランドにたまに見られます。

そして、どの食器も普通の食器よりずっと重い感じがします。何故だか、食器が重たいと高級感が増すので不思議です。

大きな食器も、重たい食器も、お店ならともかく自宅用でそろえようとするとなかなか難しいです。

食器棚に広いスペースが必要となるうえ、洗う時の手間と、破損。。。

それらを考えて、そのお店の食器に高級感を感じた理由は“非日常”からきたものだと感じました。

いつもとは違う造りの食器で食事をしただけで、味の感じ方までも変わるようです。

一緒にいる相手が気の合う友人だったからか、いつもとは違う感じのお皿と料理で“非日常”を感じられたせいか、

話にたくさんの華が咲いたひとときとなりました。もちろんですが食器は料理の演出ですな。

なぜ僕が洋食器のヘレンドに惹きつけられるのか?その魅力ですが、

ヘレンドは、ハンガリーの陶磁器メーカーであり、高品質で美しい食器や装飾品を提供しています。

その魅力をいくつかのポイントにまとめると以下のようになります。

伝統と歴史からも魅力があふれているのです。

ヘレンドは1777年に創業され、長い歴史を持つ老舗ブランドです。その歴史と伝統は、製品に深い価値と品質をもたらしています。

僕を含め、多くの人々がヘレンドの製品を選ぶ際に、その歴史と伝統に魅了されることがあります。

美しいデザインと模様、 ヘレンドの食器は、美しいデザインや独特の模様で知られています。

その繊細な彫刻や手描きの装飾は、芸術的でありながらも実用的な使い勝手を提供します。

食卓を華やかに彩り、贅沢な雰囲気を演出します。

高品質の素材と製法、 ヘレンドの製品は、高品質な素材と熟練した職人の手によって作られています。

陶磁器や磁器などの素材は、耐久性があり、長く愛用できる製品を提供します。

また、伝統的な製法によって作られることで、製品に独特の質感や風合いが生まれます。

コレクタブルな価値、 ヘレンドの製品は、コレクタブルな価値を持っています。

特に限定版や特別なシリーズは、コレクターの間で高い評価を受けることがあります。

その美しさや希少性から、愛好家やコレクターが製品を求めることがあります。

これらの要素が組み合わさり、ヘレンドは多くの人々に愛され、魅了されるブランドとなっています。

そしてお皿の模様や柄もそうなんですが、その模様をみると英国の影響か、

「ん・・!これはインドか??」とか

「これはなんか中華っぽいな・・・。」とか、

「この模様は、これはバリバリヨーロッパだな」とかとか

「このがらはシルクロードからのラインだな。」などなど。。。

ハンガリーという土地柄か、まるでそのヘレンドのお皿の模様見るだけで

地図が頭の中に連想されるようなそんな楽しみがあったりします。

そして『バックスタンプ』もしかりで。

『バックスタンプ』ってお皿の裏側にたいてい青い色で年代とか書かれてるアレです。

ヘレンドのバックスタンプもまた、青色でいろいろ押してあるんですけど

年代によってバラバラだったりします。しかも同じ年なのに違う模様だったりして

たぶんその年にそのそれに関わった人しかわからないような、謎のバックスタンプがあったりします。

そんなの発見するとなんか神秘的なかんじを覚えたりするんですよね。

そんな謎のバックスタンプが発見された日にゃーとんでもないプレミア価格がついたりします。(見つけたい!!)

そしてもう一つ、ヘレンドの歴史には波瀾万丈な会社の歴史大変苦労した創業者の話。

そんな逸話をいろいろ聞きます。そのヘレンドの偉大なる波瀾万丈もまたまた魅力的でワクワクします。

ヘレンドの歴史は確かに波乱に満ちたものであり、創業者たちの努力や苦労が際立っています。

以下に、ヘレンドの歴史の中で特筆すべき出来事や逸話をいくつか紹介します。

創業当初。最初は小さな陶器工房として始まりましたが(この辺もカッコいい)、

創業者たちは粘り強く事業を拡大し、技術の向上や市場の開拓に努めました。

皇室御用達の栄誉、 ヘレンドは19世紀に皇室御用達の称号を獲得しました。

これは、ヨーロッパの王室や貴族層に対する高い品質と評価を反映しています。

皇室御用達の栄誉は、ヘレンドの名声と製品の品質に大きな信頼をもたらしました。

技術革新と模倣品対策、 ヘレンドは、歴史の中で常に技術革新に取り組み、独自の製法やデザインを開発しました。

また、模倣品に対する法的措置を講じるなど、ブランド価値を守るために努力しました。

これにより、ヘレンドの製品は独自性と品質の高さを保ち続けることができました。

世界展開、 ヘレンドは、創業以来、世界中に製品を輸出しています。

特に19世紀から20世紀初頭にかけて、ヨーロッパやアメリカ合衆国などへの展開を積極的に進めました。

その結果、国際的な知名度と市場での地位を確立しました。

戦争と復興、 ヘレンドも第一次世界大戦や第二次世界大戦といった戦争の影響を受けました。

特に第二次世界大戦中は工場が破壊されるなどの被害を受けましたが(大変な被害!)、戦後に復興を果たし、再び成長を遂げました。

これらの出来事や逸話がヘレンドの歴史を彩っています。創業者たちの努力と情熱、

そして製品への継続的なこだわりが、ヘレンドを世界的に名高い陶磁器メーカーとして育てました。

そしてこれは少々都市伝説的なところがある話ですが、ヘレンドがロスチャイルド家に見初められ、

その支援を受けて現在の華やかな地位を獲得したという話は、実際に存在する逸話の一つです。

先にも述べましたが、19世紀に、ヨーロッパの王室や貴族階級に愛され、高い評価を受けていたヘレンドの陶磁器は、

ロスチャイルド家の一員であるアンソニー・デ・ロスチャイルド(Anthony de Rothschild)によって評価され、彼の支援を受けました。

アンソニー・デ・ロスチャイルドはヘレンドの陶磁器を購入し、家族や友人たちに贈り物として用いるなどして、

ヘレンドの製品の知名度を高める一助となりました。

その後もロスチャイルド家との関係は続き、彼らの支援によってヘレンドは経済的な安定を得ることができました。

ただし、この逸話が全ての成功の理由と言えるかどうかは(?)の余地があります。

ヘレンドの成功には、創業者たちの努力や技術力、独自の製品開発、顧客との継続的な関係構築など、

そしてこの偉大なメーカーにもあった心折れような何度もの挫折。その中を生き抜いてきた職人達。などなど。

ロスチャイルド家の支援は一つの要因に過ぎませんが、確かにヘレンドの歴史において重要な役割を果たしたと言えるでしょう。

やはりヨーロッパの数々のブランドはロスチャイルド家と切っても切り離せない関係なのでしょうか??

 

健康は自然野菜から


テリーヌには美しいお皿が似合います。
カラフル野菜のテリーヌ(ゼリー寄せ)
by Anelavivi

カラフル野菜のテリーヌ(ゼリー寄せ)

材料(4人分)
きゃべつ / 3、4枚
ほうれん草 / 50g
パプリカ(赤・黄) / 各40g
グリーンアスパラ / 3本
にんじん / 30g
じゃがいも / 1個
ベビーコーン(水煮) / 4本
<スープストック> /
水 / 200ml
ブイヨン / 1個
ゼラチン / 10g
白ワイン / 大さじ1

レシピを考えた人のコメント
おもてなし料理♪
レストランで出てきそうなおしゃれな一品。
お家で出てきたら嬉しいメニューです(*^_^*)♡

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お店の味を根底からレベルアップする「KWBフーズのフォンドボー」詳細の動画解説

業務用のフォンドボーをお探しの方はこちらです。

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この世で一番美味しいビーフシチューが完成しました。煮込み料理で、使う場合は、500gのブック型。この動画の通りに作ってみてください。

業務用は1kgサイズもあります。動画をご参考に。

『KWBフーズのフォンドボー』を使用してソースを作ってみました。けっこう美味しいソースなので他肉料理にも使えます。

それがこの動画です。フォンドボーを使った「ペッパークリームのステーキソース」の作り方。

命のだしシリーズ 命のだしシリーズ一覧をご覧ください。




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