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ヒット商品、ヒットメニューを心理から考える。人類はなぜ『料理の詰め物』や『料理の巻き物』が好きなのか?
料理には、時に秘密が隠されています。例えば、ピーマンの中身をくり抜いて、ひき肉を詰めたピーマンの肉詰め。
これは美味しくて、お酒のおつまみにも最適です。
しかし、ピーマンが苦手な人もいます。そんな時は、トマトの中身をくり抜いて肉を詰めたトマトのファルシがおすすめです。
ピーマンの苦味が苦手な人も、トマトなら甘さも出て美味しいと感じるでしょう。
料理の秘密は、見た目の美しさや味だけではありません。
詰め物や包み焼きの料理には、人々の心理的な要素も関わっています。
食べ物の中身が見えないことで、食べる前から期待感が高まり、興味が引かれます。
また、詰め物や包み焼きは、見た目がリッチで美しいため、ホームパーティーや特別な日にもぴったりです。
ピーマンの肉詰めには、苦味があり、その苦味を和らげるビールがよく合います。
一方、トマトのファルシは、上にチーズを乗せて焼くと、チーズがとろけてトマトと肉と絡み合い、絶品の味わいを生み出します。
この料理には、ワインがよく合います。ワイン片手に、トマトのファルシをつまみながら、特別な時間を楽しんでみてください。
人の心理といいますかそういったものもよく詰めものってあるじゃないですか、
日本だとピーマン肉詰めとかなんかほらベーコンのアスパラ巻きとかつめたりまいたりする。
すごく好きですよね、日本人だけじゃないですこれはあのフランス人もそうです。
パイ包み焼きとか、何か詰めるトマトファルシーもそうです。トマトの中に色々詰めて焼いてチーズをのせてとか・・・。
なぜ人間は詰め物とか巻き物の料理が好きなんでしょうか???
今日のこのページでは、そんな興味深いテーマに迫ってみようと思います。
食べ物の詰め物や包み焼きなど、食材を詰めたり包んだりする料理は、確かに多くの人々に愛されています。
その背景には、食材の相性や歴史、文化、そして心理的な要因が関係しているかもしれません。
もちろん、考え付くのが食べ合わせです。これが合ってるこれとこれの食材が合ってるから詰め物をするとか巻物をする。
っていうのはこれはちょっと誰でも思いつく内容です。
今日はですねちょっと心理学的な感じから攻めてみたいと思うんです。
心理学的な視点からの考察:
なぜ人々は詰め物や包み焼きの料理を好むのか、その心理的な側面を考察します。
料理を詰めたり包んだりすることが、人々の食欲や満足感にどのような影響を与えるのかを探求します。
料理の詰め物や包み焼きが、人々の心理的な欲求や記憶といった側面にどのように関連しているのかを考察します。
例えば、子どもの頃に家庭で食べた懐かしい料理が、幸福や安心感と結びついている可能性があります。
それと、料理の中に詰め物や包み焼きがある場合、中身が見えないために
興味や好奇心が刺激されるという心理的な要素が関わってくるかもしれません。
食べ物の中身が見えない場合、人々は内部の味や風味を想像し、食べる楽しみを高めることができます。
これは、料理の予測可能性を高め、食べる体験をより興味深くする効果があります。
また、詰め物や包み焼きの料理は、見た目の美しさや工夫された外観によっても人々の関心を引きます。
料理が美しく装飾されていると、食べる前からその味や食感を期待し、より興奮する傾向があります。
そうです。詰め物や巻物をすることによってその本来持っている素材の形が、少し変わることがあります。
例えばトマトだったりピーマンだったりその中にものを詰めれば、なんか膨らんでるような・・・・。
食べる方は、『あれなんだろう???』って食べる人は思いますよね。
そして子供の頃に、誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントをあなたももらったと思うんです。
その時にはやはり何かに包まれていたんじゃないでしょうか。
そうです。それはおしゃれなデパートの包み紙にくるまれていたんです。
そしてそれを、一枚一枚はがしてデパートの包み紙をはがして箱を開ける・・・。
その時にはもう期待で胸がいっぱいイッパイになってましたよね。 そう、それなんですよ。
包む料理もしかり、料理が単なる栄養摂取の手段を超えて、
芸術作品や感動の源として認識される可能性があることを示しています。
さらに、詰め物や包み焼きの料理には、満足感や幸福感を高める心理的な側面もあります。
食べる際に中身を発見する瞬間や、詰め物の味や食感を楽しむことで、食事に対する満足感が高まると考えられます。
また、詰め物や包み焼きの料理は、家庭や地域の伝統や文化と結びついており、
それらの食べ物を通じて人々は愛着や帰属感を感じることもあります。
以上のような要素が、詰め物や包み焼きの料理が人々に愛される理由である可能性があります。
このような心理的な側面を取り入れることで、料理の魅力や食べる楽しみをより深く理解し、
何らかのお店のヒットメニューだったり違った観点からのちょっとしたヒントにしていただければ、
この記事を書いた喜びですしうれしかったりしますな。
[ル・クルーゼ公式] トマトのファルシ
料理名:トマトのファルシ
作者:ル・クルーゼ公式ショップ
■材料(6人分)
トマト / 中6個
牛ひき肉 / 200g
玉ねぎ / 1/2個
セロリ / 1/2本
オリーブオイル / 大さじ2
ニンニク / 1片
赤ワイン / 大さじ2
ナツメグ / 少々
クミンパウダー / 小さじ2
塩 / 小さじ1/2
こしょう / 適宜
パン粉 / 1/3カップ
パセリ / 適宜
■レシピを考えた人のコメント
トマトに牛ひき肉を詰めたオーブン焼き。
クミンの味がほど良くスパイシー。カレーパウダーを加えれば、お子様にも。
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