スペインの郷土料理「タコのガリシア風」と相性抜群のスペインワイン「ディルヴィオ・アルバリーニョ」
スペイン・ガリシア地方の郷土料理「タコのガリシア風」
タコの旨味を堪能する絶品タパスとおすすめスペインワイン
日本でも馴染み深いタコを使った料理は数多く存在します。
ご飯に混ぜて炊いたり、唐揚げにしたり、酢の物にしたり、
刺身でいただいたりと、豊富なバリエーションを持った食材です。
タコは栄養も豊富で、タコのうまみ成分であるタウリンは、
疲労回復や血中コレステロール値を下げる効果があると言われています。
またエネルギー代謝に優れたビタミンB2やビタミンB6、
不足しがちな亜鉛も豊富に含まれた優秀な食材です。
ヨーロッパではタコを食べる習慣のある地域は、南欧などの地域に限られていると言われていますが、
スペインには新鮮なタコを豊富に使った、郷土料理があります。
それが、今回ご紹介するガリシア地方の郷土料理、タコのガリシア風です。
タコを食べる国が少ないヨーロッパで愛されるタコのガリシア風
スペイン北西部、ポルトガルの北に位置するガリシア地方は雨が多く、緑の深い地域です。
太陽が燦々と輝き熱気と情熱に満ちた、スペインの中心部や南部のイメージとはまた違った、
しっとりとした穏やかな魅力を持った地域です。
ケルト文化の影響を持ち、独特の建築や文化が魅力的なガリシア州、州都のサンティアゴ・デ・コンポステーラは、
聖ヤコブの遺骸が祭られていることから、ローマやエルサレムと並び、
古くからキリスト教の聖地として、有名な巡礼地であり、世界遺産にも登録されています。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ
またガリシア州の最大の湾岸都市ビーゴは、リアス式海岸の続く風光明媚な土地で、スペイン最大の漁港があり、ここで豊かな海産物が水揚げされます。
アメリカの偉大な文豪、アーネスト・ヘミングウェイがまだ若かりし頃、スペインのガリシア地方に立ち寄る機会がありました。
船上からビーゴを眺めた時のことを、
「疲れた恐竜たちが、海に落ち込んだように見える大きな褐色の山々」
と、この地の男性的で勇ましい光景を表現して、友人に手紙を送ったと言われています。
ビーゴはあのヘミングウェイを、圧倒した土地でもあるのです。
大西洋とカンタブリア海に面し、入り組んだリアス式海岸の恩恵を受け、海産物に恵まれたガリシア地方には、ヨーロッパアカザガニやホタテ貝、ムール貝、ヨーロッパロブスターなど、新鮮な海の幸を使った郷土料理が豊富にあります。
シンプルながらも奥深いタコのガリシア風
ガリシア魚介料理
タコのガリシア風は茹でたタコに、オリーブオイルや香辛料のパプリカをかけて食べるシンプルで手軽な料理。
タコのプリプリとした食感がたまらない、おつまみにもぴったりなタパスです。
タコのガリシア風は、スペイン語で「Pulpo a la Gallega」と表記されます。
Pulpoは「タコ」、a la Gallegaは「ガリシア風」という意味です。
この料理は、ガリシア地方の伝統的なお祭りでよく提供され、地域の人々に愛されています。
タコのガリシア風の調理方法はシンプルですが、素材の良さを最大限に引き出すためのいくつかのポイントがあります。
タコは、まず丁寧に下処理をし、柔らかくなるまで茹でます。
茹で上がったタコは、食べやすい大きさに切り、じゃがいもと一緒に盛り付けます。
最後に、良質なオリーブオイルとパプリカ、塩をかければ完成です。
パプリカは、甘口と辛口の2種類を混ぜて使うのが一般的で、風味と彩りのアクセントになっています。
また、オリーブオイルは、タコの風味を引き立てるために、エキストラバージンオイルを使うのがおすすめです。
タコのガリシア風は、シンプルながらも奥深い味わいが楽しめる料理です。
タコの旨味と食感、オリーブオイルとパプリカの風味が絶妙に調和し、食欲をそそります。
お酒にもよく合うので、バルでタパスとして楽しむのもおすすめです。
タコのガリシア風に合うおすすめスペインワイン
ディルヴィオ・アルバリーニョ
この料理にはガリシア地方で収穫されるフルーティーでドライな白ワイン、ディルヴィオ・アルバリーニョがぴったり合います。
アルバリーニョは、ガリシア地方を代表する白ブドウ品種で、
そのワインは、フレッシュでフルーティーな香りと、キリッとした酸味が特徴です。
タコのガリシア風の風味とよく調和し、より一層料理の味を引き立ててくれます。
ディルヴィオ・アルバリーニョは、スペインワインの中でも人気の高い銘柄の一つです。
その理由は、何と言ってもそのコストパフォーマンスの高さにあります。
高品質なアルバリーニョワインが、手頃な価格で楽しめるため、多くのワインファンに支持されています。
ディルヴィオ・アルバリーニョの魅力は、その味わいだけにとどまりません。
ボトルデザインも洗練されており、贈り物にも最適です。
特に、ワイン好きの友人や家族に贈れば、喜ばれること間違いありません。
ディルヴィオ・アルバリーニョを飲んで、スペイン・ガリシア地方の食文化に触れてみてください。
きっと、その美味しさと魅力に虜になるはずです。
タコのガリシア風は、スペイン・ガリシア地方の豊かな食文化を代表する料理の一つです。
シンプルな調理法ながらも、素材の良さを最大限に引き出した奥深い味わいが魅力です。
ぜひ、一度お試しください。
その際には、ディルヴィオ・アルバリーニョのような、ガリシア地方のワインを合わせて楽しむのがおすすめです。
きっと、忘れられない食体験となるでしょう。
この記事では、タコのガリシア風の魅力や歴史、そしておすすめのスペインワイン、ディルヴィオ・アルバリーニョについてご紹介しました。
この情報が、あなたの食生活をより豊かにする一助となれば幸いです。
材料(2人分)
茹でタコ / 200g
スモークパプリカ(パプリカパウダー) / 小さじ1/2程度
岩塩 / 少々
EXオリーブオイル / 大さじ1程度
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