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ひとり暮らしのキッチンを考える。スタイリッシュでコンパクト。これで大成功か?!

ひとり暮らしのアイデアキッチン
本当に必要なもの、賢い工夫、そして豊かな食生活
ひとり暮らしを始めて、素敵なキッチン用品をたくさん買い揃えたものの、「意外といらなかったな」と感じたり、
効率や節約を追求するうちに「もっと良い方法があった!」と気づいたりすることはよくあります。
今回は、そんなひとり暮らしのキッチン事情について、私の実体験を交えながら、
本当に役立つアイテムや、食生活を豊かにする賢い工夫を考えてみます。
快適で機能的なキッチンは、日々の暮らしをより豊かにしてくれるかもしれませんよ。
ひとり暮らしのキッチンで「意外と便利だった!」本当に必要なもの
ひとり暮らしのキッチンでは、あれもこれもと揃えがちですが、実は厳選されたアイテムこそが、
日々の調理をスムーズにし、片付けの手間を減らしてくれるのです。
私の経験から、特に「これは買ってよかった!」と感じたキッチン用品をご紹介します。
1. ふきん(台拭き):サッと拭けてお掃除が楽に
調理中にちょっとした汚れが出たとき、すぐに拭けるふきんを1枚置いておくと、本当に便利です。
汚れは時間が経つと落ちにくくなるというのは、誰もが知っていることですが、こまめに拭くことで、後々の大掃除が格段に楽になります。
私は、ロハコの「キッチンダスター100枚入り」を愛用しています。使い捨て感覚で気軽に使えるので、衛生面でも安心です。
このちょっとした習慣が、清潔なキッチンを保つ秘訣になります。
2. トング:調理の頼れる相棒
炒め物や和え物など、菜箸を使う方は多いと思いますが、私はどうも上手く使えず、薄いものを返したりするのにも苦労していました。
そこで見つけたのが、耐熱性の持ち手が少し長めのトングです。これが本当に万能で、炒め物を混ぜるのも、
揚げ物をひっくり返すのも、サラダを取り分けるのも、トング一つでスムーズにこなせるようになりました。
特に、先端がシリコン製のものを選ぶと、フライパンを傷つけにくいのでおすすめです。
菜箸が苦手な方や、より効率的に調理したい方に、ぜひ試していただきたいアイテムです。
ひとり暮らしのキッチンで「なくても困らない!」意外といらなかったもの
一方で、最初は「必要だ!」と思って購入したものの、実際に使ってみると「なくても良かったな」と感じるキッチン用品もいくつかありました。
シンプルでスッキリとしたキッチンを目指すなら、思い切って手放すのも一つの手です。
1. 水切り系アイテム:シンク周りをスッキリと
シンクの中に置く生ゴミ用のカゴや、洗った食器を置くための水切りカゴは、とりあえず購入したものの、私には必要ありませんでした。
生ゴミは、調理中に発生するたびにビニール袋に入れて、その都度捨てています。こうすることで、生ゴミがシンクに溜まることなく、衛生的です。
また、ひとり暮らしなので食器の数も少ないため、水切りカゴの代わりにマイクロファイバータオルを敷いて、その上に洗った食器を置いています。
これだけで十分に水が切れ、使わないときは畳んで収納できるので、シンク周りがとてもスッキリします。シンプルな暮らしを好む方には、特におすすめしたい方法です。
ひとり暮らしの食生活を豊かにする賢いアイデア
キッチン用品だけでなく、食材の買い方や保存方法、そして調理の工夫も、ひとり暮らしの食生活を充実させる上で非常に重要です。
限られたスペースと時間を有効活用し、毎日を美味しく、そして健康的に過ごすためのアイデアをご紹介します。
1. コストコを賢く利用する:まとめ買いのコツ
「コストコはひとり暮らしには向かない」と思われがちですが、使い方によっては非常に役立ちます。
もちろん、すぐに傷む生鮮食品の大きなパックは避けるべきですが、
リンゴやオレンジのように個別で購入しやすいもの以外にも、賢く利用できる食材はたくさんあります。
例えば、大容量のほうれん草を購入した場合は、事前に使い道を考えておくと無駄なく消費できます。
サラダ、パスタ、スムージーなど、複数のレパートリーを想定しておくのがポイントです。
また、小麦粉、米、ナッツ類といった保存のきく乾物や常温保存できる食品は、まとめ買いがお得です。
必要な分だけ購入できる量り売りなども活用し、無駄なく使い切れる量を意識しましょう。
2. 冷凍庫を最大限に活用する
ひとり暮らしの強い味方となるのが冷凍庫です。
チーズのカートンが大きすぎる場合は半分を冷凍したり、特売で大量に購入したお肉は小分けにして冷凍保存したりすることで、食材を無駄なく使い切ることができます。
冷凍庫は、食材の保存だけでなく、作り置きした料理を冷凍して後で食べるのにも非常に便利です。
パスタソースやカレー、シチューなど、本格的な料理を作った際に余ってしまっても、小分けにして冷凍しておけば、忙しい日の夕食やランチに大活躍します。
どの食品が冷凍に適しているか、どの食品が適していないかを学ぶことは、食品ロスを減らし、食費を節約する上で非常に重要です。
例えば、パン、ご飯、肉、魚、一部の野菜、調理済みの料理は冷凍保存に適しています。
3. 調理済み食品を賢くアレンジする
「冷凍食品を温めるだけ」の食事は味気なく感じられるかもしれませんが、市販の調理済み食品をベースに、少し手を加えるだけで、ぐっと美味しく、栄養価の高い食事に変わります。
例えば、冷凍ピザに好みの野菜を追加したり、フレッシュなモッツァレラチーズをスライスして乗せたりするだけで、ワンランク上のピザになります。
また、市販の豆サラダに、グリーン野菜や他の野菜、自家製クルトンなどを加えるだけでも、見栄えも栄養もアップします。
既成概念にとらわれず、自由にアレンジを楽しむことが、ひとり暮らしの食卓を豊かにする鍵です。
4. 万能なタンパク質を選ぶ
卵やチーズは、シンプルで健康的な食事を作るのに最適ですが、それだけが選択肢ではありません。
様々な料理にアレンジできる万能なタンパク質をいくつかストックしておくことで、レパートリーが広がり、食事の準備が楽になります。
- ソーセージ:そのままグリルしてジャガイモや野菜と一緒に食べたり、翌日はスライスしてピザのトッピングやマカロニチーズの具材にしたりできます。
- ベーコン:ブランチの定番としてサンドイッチに入れたり、カリカリに焼いてパスタ、スープ、オムレツの風味付けに使ったりと、少量でも存在感があります。
- 鶏肉:グリルやスープの具材にするのはもちろん、事前に調理しておけば、翌日はスライスしてパスタやブリトーの具材にしたりと、様々な料理に応用できます。鶏むね肉やもも肉をまとめて調理しておくと、いざという時にとても便利です。
ひとり暮らしのキッチンをもっと豊かに:おすすめの書籍紹介
ひとり暮らしのキッチンをさらに素敵な空間にしたい、食生活をもっと充実させたいとお考えの方に、ぜひおすすめしたい一冊があります。
『パリのキッチン 食と暮らしのアイデア50』
この書籍は、パリの暮らしの中から生まれる、食と暮らしの素敵なアイデアが50も紹介されています。
キッチン用品の選び方、食材の保存術、そして日々の食卓を彩るヒントなど、ひとり暮らしのキッチンに役立つ情報が満載です。
レビューの評価も人気も非常に高く、多くの方に支持されています。
この本を参考に、あなたらしい「おひとりさまのアイデアキッチン」を追求してみてはいかがでしょうか。
機能的であると同時に、心ときめく空間を創り出すヒントがきっと見つかります。
まとめ
ひとり暮らしのキッチンは、工夫次第で驚くほど快適で、毎日が楽しくなる場所へと変わります。
本当に必要なキッチン用品を厳選し、食材を賢く活用し、そして時には市販品も上手に取り入れながら、自分だけのオリジナルな食生活を築いていくことが大切です。
ご紹介したアイデアが、あなたのひとり暮らしのキッチンをより豊かにする一助となれば幸いです。
シンプルでありながらも、機能的で心地よいキッチンは、日々の暮らしにゆとりと喜びをもたらしてくれるでしょう。
by ばあのdaidokoro

材料(3人分)
長ネギ / 3本
冷凍用保存ジッパーパック / 中サイズ2枚
キッチンペーパー / 2枚
レシピを考えた人のコメント
長ネギを野菜室で長期に保存する方法です。
最長1ケ月は保存できますが、ネギの最初の鮮度で差があります。
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