ふとした時に、思わぬところから疑問が湧き上がることがあります。
最近、私が感じた素朴な疑問は、正月のおせち料理でよく見かける
「伊達巻」と、戦国時代の名将「伊達政宗」に関するものでした。
普段、何気なく食べていた伊達巻ですが、その名前に含まれる「伊達」という言葉がどうしても気になったのです。
そして、その「伊達」がもしかしてあの「伊達政宗」に関係しているのではないかという思いが頭をよぎりました。
20代の頃に仙台に先輩がいて遊びに行ったことがありました。
その時に青葉城にいったんですけれどもそこで見た伊達政宗の銅像というか騎馬像なんですが、それが非常にカッコ良かったことを思い出します。
銅像を見てカッコいいなんて思ったのはその時が初めてだったのではないでしょうか。
自分でもあまり気づかなかったけれども、たぶん伊達の殿様が好きだったんでしょうか?
そんなこんなで、大河ドラマ『独眼竜政宗』も観ていたので、
政宗と伊達巻の繋がりがどこかにあるのでは?と調べてみることにしました。
大河ドラマの一つである『独眼竜政宗』を再び観返すことは、青春時代に戻るような懐かしい感覚を覚えます。
渡辺謙さん演じる伊達政宗の姿が鮮烈で、特に片目でありながらも天下を目指すその強い姿勢に、当時の自分も胸を熱くしたものです。
それに加え、北大路欣也さんが演じた伊達輝宗、三浦友和さんの石田三成、勝新太郎さんの豊臣秀吉といった豪華キャストが、
歴史ドラマに厚みを持たせ、ただの戦国絵巻ではなく、深い人間ドラマを描いていました。
さて、話を戻しますが、私が気になったのは「伊達巻」と「伊達政宗」の関係です。
「伊達」という言葉には、実は「おしゃれ」や「粋」を表す意味があり、派手な振る舞いや風雅さを称える言葉として江戸時代に使われていました。
だからこそ、見た目が華やかでふんわりと巻かれた「伊達巻」は、その風格ある名前が付けられたのだと考えられます。
ここでまた疑問が生まれます。「伊達政宗はどうして“伊達者”として知られるようになったのか?」と。
伊達政宗は、戦国時代を生き抜いた一代の名将です。
彼が東北の仙台に62万石の大領を築き上げたことや、その知略と豪胆さで豊臣秀吉や徳川家康といった
天下人たちからも一目置かれる存在だったことは、多くの歴史ファンにとってもよく知られています。
しかし、彼が「伊達者」としてもてはやされるようになったのは、政宗の生き方や振る舞いが、当時の文化に深く影響を与えたかららしいです。
彼は豪華絢爛な装いを好み、また一風変わった独自の美学を持っていたとされています。
そのため、政宗の名前は「伊達者」の代名詞となり、彼のカリスマ性が時代を越えて広がっていきました。
こうして「伊達者」のイメージが広まり、それが後の時代の文化や料理にも影響を与えたのです。
「伊達巻」という名前も、そのような背景から生まれたと考えられます。
つまり、伊達政宗が直接的に関わってはいないものの、彼の「伊達者」的な派手で華やかな生き様が、料理の名前にまで影響を及ぼしたのかもしれません。
伊達巻と伊達政宗を結びつけて考えるのは、私一人の素朴な疑問に留まらないでしょう。
歴史と食文化が交差するところには、いつも興味深い物語が隠されています。
実際、インターネットでも「伊達巻と伊達政宗の関係」を調べる人が少なくないようです。やはり、同じように疑問を抱く方がいるのでしょう。
私が大河ドラマ『独眼竜政宗』を観て感じたのは、政宗という人物がただの武将ではなく、彼の背後には常に「人間味」があるということでした。
彼は天下を狙いながらも、決して完璧な人間ではなく、片目を失ったことで生まれたコンプレックスや屈折した感情を抱えていました。
それでも、彼は天下人に媚びることなく、挑み続けました。
そんな政宗の姿が、多くの後輩たちの心に響き、大河ドラマをきっかけに「伊達政宗ファン」になる人が増えたのも頷けます。
長生きをしたことでも有名な政宗ですが、齢を重ねた頃、
「人とは、、、力や才能についていくのではない。。。その『心』についていくものである。」と気づいたとの、、、
伊達巻もまた、ただの料理ではなく、日本の文化や歴史が詰まった一品です。
ふんわりとした卵の甘さと華やかな見た目に、江戸時代の「粋」を感じることができるのです。
そしてその背景には、伊達政宗の存在があると思うと、さらに興味深く感じられます。
私たちが日常的に触れる食文化にも、歴史や人物が影響を与えた事例は数多くあります。
伊達巻もその一例ですし、正月に食べるたびに、伊達政宗の豪華絢爛な生き方や、彼が日本文化に与えた影響を思い出すのも一興です。
最終的には、伊達巻と伊達政宗、そして大河ドラマ『独眼竜政宗』の関係性は、
あくまで象徴的なものであり、具体的な繋がりを見つけるのは難しいかもしれません。
しかし、こうした素朴な疑問を持つことで、歴史や文化、そして私たちの食生活に対する理解が深まるのではないかと感じます。
おせち料理の一品に過ぎない伊達巻が、ふとしたきっかけで戦国時代の名将伊達政宗と重なり、
さらに大河ドラマ『独眼竜政宗』へと思いを巡らせることができるのは、日本の文化がいかに豊かであるかを示しているように思います。
そして、この疑問を共有する方々と共に、その背景にある物語を探求するのもまた、楽しい時間ではないでしょうか。
伊達巻
by @miwa
材料(1本分人分)
たまご / 5個
山芋 / 30g
はんぺん / 30g
*さとう / 大5
*みりん / 大1
*しょうゆ / 小1/2
*塩 / 少々
15cm×20cmくらいの型 /
レシピを考えた人のコメント
おせち料理に。しっとり優しい甘さの伊達巻です。
はんぺんと山芋を使用して作ります。
鬼すだれは、お箸と輪ゴムで代用できます。
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