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動画ch.『デコレーション用バター入りカスタードクリームの作り方 レシピ』の詳細解説
ご覧いただいた動画は、『バター入りカスタードクリーム』でしたが
デコレーション用のクリームは、バターが入ってると扱いやすいです。
特にはじめてデコレーションケーキを作る方でしたら
このクリームを使用するのをお奨めします。
なぜか?? おわかりと思いますが、
バターが入っていれば、冷蔵庫で冷やせば固まりますよね。
かたまっていれば皿に移すのも容易です。
デコレーションになれていなければ時間もかかります。
生クリームのデコレーションで時間をかけたらどうなりましょうか?
凍えるような寒さの冬季なら良いですが、
そうとばかりではありません。
そういったことも踏まえて、当初はこのクリームを使用することをお奨めします。
あと、他にこの『バター入りカスタードクリーム』を使うケースでは、
デコレーションしたケーキって少しの時間、テーブルの中心あたりで飾っていたいですよね。
せっかく一生懸命にデコレーションしたものを、お客様にも見てもらいたい。
でもその、見てもらう場所って室温ですよね。
なので、この『バター入りカスタードクリーム』だとお客様にケーキを切り分ける頃に
丁度よい固さのクリームになっているわけです。口どけの良い状態のクリームにです。
それとか、レストランなどでやっている「ワゴンデザート」などもそうです。
「ワゴンデザート」もお客様のテーブルを回っているうちに室温に近い温度になってしまいます。
そのケースでも、この『バター入りカスタードクリーム』を使用したデザートがよいでしょう。
ですので、冷蔵庫から出してすぐに食べるお菓子にはあまり向きません。
例えば、シュークリームのような、夏場に冷たいシュークリームを食べてもらいたい場合は、
『バター入りカスタードクリーム』ではなく
『ホイップクリーム入りカスタードクリーム』にしてあげてください。
要するに目的によって、カスタードクリームを変更するんですよ。
動画の中に出てきた、その都度使用する分だけ裏ごししてましたよね。
その後にバターと合わせてました。
それをホイップクリームにしてあげます。
ホイップクリームの量は、お好みで調節してみてください。
目安としては500gのカスタードクリームに対してクリーム150ccをホイップにして合わせてみてください。
それと、バターとカスタードを合わせる時ですが、
双方の温度が室温である事です。バターは室温のポマード状。
カスタードは冷蔵庫に保管されていると思うので、合わせる数時間前に
冷蔵庫から出しておき、室温にしておく必要があります。
なぜか? カスタードが冷えているとポマード状にしたバターが固まってしまい
ダマダマができてしまう可能性があります。それを避けるためです。
どうでしょうか。こんなところですが・・・。
作るお菓子と、それを食べてもらう環境、状況、そして季節などを
考慮してこの『カスタードクリームの仕上げ方』を選択してみてください。
それでは。