グリーンマイルにも登場するコーンブレッド
1999年に公開された『グリーンマイル』という、アメリカ映画があります。
1996年に発表された小説が原作。作者は、アメリカの小説家スティーヴン・キング。
監督はフランク・ダラボン。2人は、映画『ショーシャンクの空に』でも組んでいます。
物語の舞台は1935年。アメリカのジョージア州、コールド・マウンテン刑務所。
主人公のポール・エッジコムは、看守主任。そこに1人の死刑囚が送られてきます。
それがもう1人の主人公、ジョン・コーフィ。少女殺害の罪にとわれた大男です。
ところが、容疑や見た目の印象とは違い、ジョンは臆病で、とても純粋な性格。
そして、ジョンは不思議な能力の持ち主でした。ポールの持病や、病に倒れた夫人、
踏みつぶされたネズミの命。それらに触れただけで、救うことができるジョン。
そんなジョンを見ていたポールは、ジョンが本当に殺人犯なのかと疑問を抱きます。
この映画は、犯罪や刑務所の物語なので、憧れるような食事シーンは登場しません。
けれども、ジョンの不思議な能力のおかげで救われたポールが、お礼にと手渡した
コーンブレッド。ポールの奥さんが焼いた、優しい香りのコーンブレッド。
この1品は印象的です。おいしそうに味わうジョンの姿も、印象的なシーン。
日本ではなかなか見かけませんが、アメリカではよく食べられているもので、
11月の第4木曜日、サンクスギビング(感謝祭)の日には、欠かせないコーンブレッド。
カットしてそのまま食べたり、サイドディッシュとして主菜に添えたり、
炒めた野菜と一緒に、ターキーの中に詰めるスタッフィングにもなります。
とうもろこしの粉を使ったパンで、地域や家庭によって、配合も作り方も味も様々。
ほんのりとした甘さと、とうもろこしの香りが広がる、アメリカの伝統的な料理です。
これを獄中で食べたジョンの心は、感じた味はどれほどだったのか、計り知れません。
電気椅子へと続く緑色の通路。そこを歩く日を、ただただ待つ毎日。
死刑囚ジョンの行く末、冤罪の疑惑、看守であるポールとの交流。
ファンタジーの要素を含みながらも、社会問題や人間そのものについて、
生々しさを混ぜ込み描かれた作品です。考えさせられ、苦しさと優しさに涙が出る。
この1935年の刑務所内でのことは、老人ホームで過ごすポールが、友人に語ります。
その時、ポールは108歳になっていました。長く生き過ぎる現実も、また切ない。
たくさんの感情を胸に、ジョンのような純粋さで、手作りのコーンブレッドを食べよう。
思い立ったらスグ出来る!簡単コーンブレッド★
料理名:コーンブレッド
作者:**ゆ-ちゃん**
■材料(適量人分)
●コーングリッツ(コーンミールでも) / 200g
●強力粉 / 140g
●砂糖 / 60g
●ベーキングパウダー / 小2
●塩 / 小1/2
◆卵 / 1個
◆牛乳 / 240ml
◆サラダ油 / 100cc
■レシピを考えた人のコメント
発酵いらずの簡単で美味しいコーンパン♪ジャムでもスープにも合うので便利です。あ、カステラじゃないのでよろしく~(笑)
詳細を楽天レシピで見る
━━━━━━━━━━━━━━━━━━…
↓↓ ポイントが貯まるレシピ サイト ↓↓
>>最短約 30 秒!▼無料▼会員登録<<
━━━━━━━━━━━━━━━━━━…