深い味わいを楽しめる 焦がしバターのスクエアマドレーヌ

1. マドレーヌの新しい魅力

フランスの伝統的な焼き菓子、マドレーヌ。小さなシェル型のかわいらしい形で多くの人に愛されていますが、

近年その魅力が少しずつ変わり、新しいスタイルが登場しています。

ここでは、焦がしバターの風味とスクエア型という、シンプルでありながら奥深い魅力を持ったレシピをご紹介します。

ふんわりとした生地に、焦がしバターの香ばしさとレモンの爽やかな香りが絡み合い、

まるでフランスのパティスリーで出会ったかのような美味しさが広がります。

マドレーヌというと、シェル型が定番であることに変わりはありませんが、今回は少し異なるアプローチをしてみましょう。

スクエア型で焼くことで、切り分けて食べやすくなるだけでなく、焼き上がりも均等に美しく、食べる楽しみが倍増します。

何より、スクエア型で焼いたマドレーヌは、まるで上品なケーキのような仕上がりになるのです。

2. スクエア型（角型）の利点と新しいアプローチ

マドレーヌを作るとき、シェル型や他の小さな型を使うのが一般的ですが、

スクエア型（角型）を使うことで一味違った仕上がりを楽しむことができます。

まず、スクエア型で焼く最大の利点は、焼きムラが少なく、均等に火が通る点です。

これは、型が平らであるため、オーブンの熱が均等に生地に伝わるためです。

結果として、しっとりとした仕上がりが得られ、食感もふんわり柔らかく、なおかつ香ばしさも残ります。

また、スクエア型のもう一つの良さは、その形が「切り分けやすい」という点です。

シェル型では一口サイズにするのが難しくなる場合もありますが、スクエア型で焼いたマドレーヌは、

好みの大きさにカットできるため、 パーティーやおもてなしの際にも便利です。

さらに、食べやすさだけでなく、見た目にもきれいな四角形が整然と並び、洗練された印象を与えます。

3. 焦がしバターと年代物のはちみつで深みを加える

「焦がしバター」を使ったマドレーヌは、特に風味が豊かで、独特の香ばしさが楽しめます。

焦がしバターは、少し手間がかかりますが、その深い味わいが生地に加わることで、

ただの甘い焼き菓子が、より一層魅力的なデザートに変わります。

それと、マドレーヌは使用する『はちみつ』が重要なポイントです。

少し高価な『ヴィンテージミエル』と言われるはちみつを使ってみてください。

驚きの仕上がりの違いが解ります。

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バターを小鍋で加熱してきつね色になるまで待つその過程で、香りが立ち、味わいが凝縮されるのです。

焦がしバターは、単にバターの香りを強調するだけではなく、生地に複雑な風味をプラスする役割も果たします。

この香ばしさが、甘さを引き立てるため、マドレーヌ全体のバランスが取れ、飽きが来ない味わいになるのです。

4. シンプルな材料で作る絶品マドレーヌ

焦がしバターの風味を活かすためには、材料選びも大切です。

今回のレシピでは、シンプルな材料を使用して、誰でも手軽に作れるようにしています。

以下に、具体的な材料と手順を紹介します。

【材料】

• バター（無塩）… 100g
• 卵… 2個
• グラニュー糖… 90g
• はちみつ… 10g
• 薄力粉… 120g
• ベーキングパウダー… 小さじ1
• レモンの皮… 1個分
• レモン汁… 小さじ2

【作り方】

1. バターを焦がす
   小鍋にバターを入れ、中火で焦がしすぎないように注意しながら、きつね色になるまで加熱します。

2. 卵と砂糖を泡立てる
   ボウルに卵を割り入れ、グラニュー糖とはちみつを加えて、泡立て器で白っぽくなるまでよく混ぜます。

3. 粉類を加える
   ふるい合わせた薄力粉とベーキングパウダーを加え、泡だて器でダマが残らないように滑らかになるまで混ぜます。

4. 焦がしバターを加える
   焦がしバターを少しずつ加え、全体になじませます。

5. 休ませる
   生地ができたら、室温で30分以上寝かせます。この時間が生地を落ち着かせ、ふんわり感を生み出します。











6. 焼く
   生地をスクエア型に流し込み、170度に予熱したオーブンで約25分焼きます。焼き上がったら、冷ましてからお好みの大きさに切り分けて完成です。

5. 美味しさの秘密 ? 松永製作所 MATSUNAGA シリコン 加工 角 マロン ケーキ型

今回のレシピで大きな役割を果たすのが、松永製作所のシリコン加工 角マロンケーキ型です。

この型は、シリコン製のため、抜群の取り外しやすさを誇ります。

焼きあがったマドレーヌを型から取り出す際に、生地が型にくっつく心配もありません。

型離れが良いので、焼き上がりも美しく、どんな焼き菓子にも使いたくなる便利なアイテムです。

また、シリコン型の特徴として、均一に熱が通りやすいため、焼きムラが少なく、完璧に焼きあがります。

スクエア型のデザインは、まさにこのレシピにぴったり。初心者でも失敗なく焼き上げることができるので、ぜひ活用してみてください。

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昭和のマドレーヌ風アーモンドケーキ
by tara@minfannote



材料（５（個）人分）
〈7.5cmマドレーヌ型使用〉 /
アーモンドパウダー / 45g
砂糖 / 30g
卵（L） / 1個（約60g）
ラム酒 / 6g
薄力粉 / 15g
シナモンパウダー / 少々
有塩バター / 15g
〈（お好みで）仕上げ用〉 /
粉糖（ノンウェットタイプ） / 少々

レシピを考えた人のコメント
昔懐かしいスポンジケーキ風マドレーヌを、アーモンドパウダーたっぷりの生地で作りました。
しっとりとしていてコクがあるので、バター＆砂糖控えめでも十分満足♪

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